総説・書籍など
教員による関連の総説・解説や書籍を紹介します。分野の研究内容を概観するのに役立つかもしれません。
総説 #
●Schausberger P, Yano S, Sato Y (2021) Cooperative Behaviors in Group-Living Spider Mites. Frontiers in Ecology and Evolution 9:750.
●Osakabe M (2021) Biological impact of ultraviolet-B radiation on spider mites and its application in integrated pest management. Appl Entomol Zool 56: 139-155.
●刑部正博 (2020) ナミハダニの殺ダニ剤抵抗性. 現状と有効な抵抗性管理手法. グリーンレポート612: 14-15
●大槻初音, 矢野修一 (2020) ハダニからみた捕食性カブリダニ類のステルス性. 植物防疫 74:63–67
●日本典秀, 安居拓恵, 辻井直, 安田哲也, 前田太郎, 趙鉄軍, 中野明正 (2020) 植物工場トマトにおけるタバコカスミカメを利用した害虫防除の試み. 植物防疫 74:24–29★
●日本典秀, 岩本健太郎 (2020) 土耕長期越冬作型におけるタバコカスミカメを中心とした害虫防除体系. 植物防疫 74:18–23★
●刑部正博 (2019) UV-B照射によるハダニ類の防除メカニズムと環境要因. 植物防疫 73: 675–679
●刑部 正博 (2019) ナミハダニのエトキサゾール抵抗性と診断法. 植物防疫 73:357–362
●田中雅也, 八瀬順也, 神頭武嗣, 刑部正博 (2017) UVB ランプと光反射シートによるハダニ物理的防除(UV 法)について―施設イチゴにおける防除事例を中心に. 植物防疫 71:229–234
●村田 康允, 刑部 正博 (2014) ハダニに対するUVBの致死効果と光回復. 植物防疫 68:539–543
●刑部正博 (2016) フィールド&ラボ~知って得する豆知識③~簡単,便利~ハダニ採集用小型吸虫管. 植物防疫 70: 126–128
●刑部正博 (2015) ゲノム解析による殺ダニ剤抵抗性研究の発展. 農業および園芸 90: 572–580
●村田康允, 刑部正博 (2014) ハダニに対するUVBによる致死効果と光回復. 植物防疫 68: 539–543
●増井伸一, 片井祐介, 山田真, 青木慎一, 桜井尚史, 刑部正博 (2014) 温室メロンにおけるUV-B照射によるハダニ防除の効果と実用化のための課題. 植物防疫 68: 544–548
●有本誠, 佐藤雅, 上杉龍士, 刑部正博 (2014) 輸入植物検疫で発見されるTetranychus属ハダニ類のPCR-RFLPによる識別法. 植物防疫 68: 66–70
●日本典秀, 檜垣智美, 前田太郎, 長森茂之, 富所康広 (2011) マイクロサテライトDNAマーカーを利用した天敵評価. 植物防疫 65:274–279★
●矢野修一, 小澤真由子, 刑部正博, 川崎倫久 (2009) カブリダニ類の定着促進技術の生態学的背景.-生物的防除の新しい方向性を目指して-. 植物防疫 63: 635–640
●刑部正博, 大塚恵子 (2009) 植物ダニと紫外線:ナミハダニはなぜ葉裏にいるのか?. 植物防疫 63: 583–586
●刑部正博, 上杉龍士 (2009) ハダニ類の薬剤抵抗性(解説). 日本農薬学会誌 34: 207–214
●刑部正博, 小川友佳 (2009) 人工飼料の新たな利用の可能性と問題点-ミヤコカブリダニの長期的維持-. 植物防疫 63: 44–48
●日本典秀 (2009) ゲノム研究と天敵利用. 植物防疫 63:473–476★
●井上栄明, 福田健, 柿元一樹, 柏尾具俊, 平野耕治, 日本典秀, 野田隆志 (2008) ブースター天敵を用いた難防除施設園芸害虫の生物的防除技術. 植物防疫 62:601–606★
●刑部正博, 森本健二, 本郷公子, 舟山健, 大隈専一 (2007) 吐糸を介したハダニの種間関係. 植物防疫 61: 268–272
●柿元一樹, 井上栄明, 野田隆志, 日本典秀, 柏尾具俊, 平野耕治, 山口晃一, 岡島秀治 (2006) ブースター天敵を用いたアザミウマ類の新生物的防除技術めざして. 農業および園芸 81:371–379 ★
★は、日本の前職での業績ですが、分野の研究背景を知るのに良いと考え掲載しています。
書籍 #
●「 バイオロジカル・コントロール 第2版」仲井 まどか・日本 典秀 編、朝倉書店、2022年
日本が分担編者・著者になっています。最新の生物的防除技術を学ぶのに最適です。
日本が分担編者・著者になっています。最新の生物的防除技術を学ぶのに最適です。
●「ダニの生物学」青木淳一 編、東京大学出版会、2001年
日本・刑部・矢野が分担著者になっています。
日本・刑部・矢野が分担著者になっています。
●「植物ダニ学」江原昭三・真梶徳純 編、全国農村教育協会、1996年
刑部が分担著者になっています。
刑部が分担著者になっています。
●「分子昆虫学―ポストゲノムの昆虫研究―」神村学ら 編、共立出版、2009年
日本が共同編者・分担著者になっています。
日本が共同編者・分担著者になっています。
●「昆虫科学が拓く未来」藤崎憲治ら 編、京都大学学術出版会、2009年
刑部・矢野が分担著者になっています。
刑部・矢野が分担著者になっています。
●「ダニのはなし ―人間との関わり―」島野智之 ・高久元 編、朝倉書店、2016年
矢野が分担著者になっています。
矢野が分担著者になっています。
●「昆虫テクノロジー ―産業利用への可能性―」川崎建次郎ら 編、シーエムシー出版、2010年
日本が分担著者として「天敵昆虫系統の識別技術と、その利用」を執筆しています。
日本が分担著者として「天敵昆虫系統の識別技術と、その利用」を執筆しています。
●「TOMATOES 2nd Edition トマト 100トンどりの新技術と理論」エペ・フゥーヴェリンク 編著/中野明正ら 監訳、農山漁村文化協会、2020年
日本が分担翻訳者として、「第7章 作物保護―病虫害管理」の虫害管理の部分を担当しました。
日本が分担翻訳者として、「第7章 作物保護―病虫害管理」の虫害管理の部分を担当しました。