恒温室(2) 通称ハダニ部屋 恒温室(1)のカブリダニ類からハダニ類を隔離して飼育しています。植物育成用ライトでハダニの餌にするインゲンマメも育てています。 防御網の下に卵を産むカンザワハダニ雌成虫「あなたは死なないわ。私が守るもの」 共通の天敵に立ち向かうために協力するナミハダニ(緑色)とカンザワハダニ(赤色)「一人ぼっちは寂しいもんな‥。いいよ。一緒にいてやるよ」「もう何も怖くない。私、一人ぼっちじゃないもの!」 カンザワハダニ雌成虫(左)とその脱皮殻(右)。「そっちはさやかじゃなくてただの抜け殻なんだって」 ハダニを閉じ込めて飼育・観察するためのリーフディスク「実験!?」「外からの影響力が一切及ばない環境に閉じ込めた時何が起こるのか‥たしかに興味深い結果を観察させてもらったよ」 「キャー!何よ、あの天気予報は!」突然の豪雨でも、水に強い静止期のハダニなら大丈夫 静止期の雌を交尾前ガードするナミハダニ雄成虫(左下)。周囲には他の雌も(中央、右下)。「こんなに大勢のハダニと一緒にいるのにたった一人を独占したくなるのは何でなんだろうな」 ハダニの骸から成長した菌糸は、 やがて葉全体を覆い尽くします。「そうか。腐海に飲まれたか」(くだらないこと言ってないで早く葉を交換して下さい) ヤブガラシに寄生するワタアブラムシ「ピッピカチュウ!」(似てないって?) 粘着トラップで実験室に湧くハエ退治「見ろ。ハエがごみのようだ」 「先生今日も水撒きですか?」「俺はここで水を撒くことしかできない。だが君には君にしかできない、君にならできることがあるはずだ」