恒温室(1) 通称カブリダニ部屋 恒温室(1)では、日長と温度を24hコンピューター制御した環境でカブリダニ等の捕食者を飼育しています。 アリの飼育装置。働きアリは園庭ロボットのように、最後の1匹が命尽きるまで王族のいない住居を守り続けます。 アリの脱出を防ぐ為に、透明ケースの壁にタルク粉を塗ります。 「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ」 アリとハダニの体格差は歴然。アリにとってハダニはひと口サイズのおやつ「戦闘力‥たったの5か‥ゴミが」「じ‥冗談じゃねえ!こんなバケモノ!!」 水を撒き過ぎてアリ飼育ケースにキノコ発生「やったね。ひさびさの真水だ」 驚異的走力のコウズケカブリダニ。人間サイズなら100mを2秒台で走ります。「おれの動きは人間ではとらえることができん」 肉食時には豹変して被食者の体液の色に染まります。 「てめえらの血は何色だっ!」 成虫化直後のスリムなケナガカブリダニの雌(左図)は、加齢と過食によって肥満体型になります(右図)。「あの子も‥ママみたいになるの?」「生きるってことは、変わるってことさ」 母親が残した網に守られるハダニの幼若虫。 網が邪魔で目前のハダニ卵と幼虫に手を出せないコウズケカブリダニ「私を護っていてくれてる!‥ずっと、ずっと一緒だったのね!ママッ!」 ハダニの防御網に侵入するケナガカブリダニ(中央橙色)「使徒、セントラルドグマに侵入!」「防御網が効きません」「コウズケとは違うのだよ、コウズケとは!」